
キッチンカーにはいろいろなサイズがあります。これからキッチンカーを製作する人にとってどれくらいの大きさにするか迷っている方もいるのではないでしょうか?
キッチンカーには軽自動車から2t以上の大きなトラックまで幅広くあります。トラックの大きさによってメリット、デメリットがあります。それぞれの大きさについて詳しく解説していきます。
1.キッチンカーのサイズによる違いと特徴
・軽自動車の特徴
・中型車の特徴
・大型車の特徴
2.キッチンカーそれぞれのメリット、デメリット
・軽自動車のメリット、デメリット
・中型車のメリット、デメリット
・大型車のメリット、デメリット
3.自分にあったキッチンカーを選ぼう
1.キッチンカーのサイズによる違いと特徴
・軽自動車の特徴

軽自動車の特徴は、コンパクトな内装で、手を伸ばすと必要なものがすぐ手に届きます。営業しているとものすごく楽です。
また、中型車や大型車では出店できないところに出店できたりします。例えば立体駐車場内や、中型車や大型車では止められない狭い敷地での営業も可能です。
軽自動車の一番の特徴は、維持費が非常に安い!
軽自動車の維持費は、税金も安いし燃費もそこまで悪くないので、維持費が安いです。
資金に余裕のない方や、販売する商品が軽自動車のサイズに合う人は、軽自動車のキッチンカーは向いています。
・中型車の特徴

中型車の特徴は、キッチン内が広々としていて複数の販売員が中にはいって営業できるのか特徴です。
販売できる商品にもバリエーションを持たせることもできるので、複数の商品を販売しようとしている人には向いてる車両です。
中型車は、キッチン内で調理加工ができる設備を整えやすいので、設備を整えれば、
なま物やサラダも提供できます。販売口もいいきいので、お客様が購入しやすい点でもいいですね!
・大型車の特徴

大型車の特徴は、イベント時の出店の際に非常に目立ちます。普通のランチ営業の出店などには向かないため、イベント営業時に大活躍する車両です。
従業員も大勢キッチン内に入ることができ、活気のある店づくりもできます。
1日の売り上げを大きく確保したい業者様は大型車両のキッチンカーを検討してみてもいいのではないでしょうか?
2.キッチンカーそれぞれのメリット、デメリット
次にキッチンカー車両それぞれのメリット、デメリットについて話します。
メリット、デメリットを知った上で、どの大きさのキッチンカーが向いているかを決めましょう。
軽自動車
・メリット
軽自動車のメリットは、コンパクトな外観と小回りのきく車両で、狭いところや車高の低い高架下も楽々と通過することができます。
また、キッチンカーの出店場所に車幅や車高制限があっても、車両が小さいため出店場所に困らないのがメリットでもあります。
維持費も安いので、低資金で開業することができます。高速代金やガソリン代のランニングコストも低いので、大きなメリットですね!
・デメリット
軽自動車(トラック)を購入し、キッチンカー にする場合、荷台をキッチンに改造しないといけないといけないので、その費用に200万円ほどかかります。また、車検を通す際、車高が2.1m以上の場合、車検が通らないので、車高を合わせるのに屋根の部分を取り外さないといけません。
また、軽自動車はキッチンに入れる人の数が2人程度で非常に狭くなります。
販売商品を増やしすぎると、商品提供の回転率が悪くなるため、なるべく販売商品数を減らして販売しなければなりません。
中型車
・メリット
中型車のメリットは、軽自動車よりも販売数を豊富に取り揃えることができることと、大型車よりも街中の販売にも適しているということです。
先ほども申し上げたように、軽自動車は車両が狭い分、取り扱える商品に限界があります。
しかし、中型車両なら、食材も多く乗せられるし、キッチン内に入れる人も多く入れるので、提供のスピードを早めることができます。
キッチンカー事業をしている人で中型車両をキッチンカー にしている業者が一番多いように思います。
豊富なメニューを取り揃えたいと思っている方は中型車両にしてみては?
・デメリット
中型車両のデメリットは、軽自動車よりも維持費やランニングコストがかかります。
高速料金も普通車の料金を請求されますし、軽自動車に比べガソリン代もかかってきます。
複数の商品を取り扱うとなると、回転率を早めるために、アルバイトを雇って手伝ってもらう必要があります。そうなると、人件費がかかるので、売り上げも伸ばさなければなりません。
一人で行ける現場はなるべく一人で現場に向かいましょう。
大型車
・メリット
大型車両は主にイベント向きです。音楽フェスやキッチンカーが参加できるマルシェなど、キッチンカーが参加できるイベントでの出店で活躍します。
大型車両がイベントで出店していたら、とにかく目立ちます。
お客様が一目見ただけで「すごい!」と思う車両が大型車両です。
照明も、オレンジ色の照明で明るく照らして、商品もおしゃれな商品を販売すれば、主役のキッチンカーになれること間違いないでしょう。
・デメリット
大型車両のデメリットは、車両を止めるところに苦労するでしょう。
車両を止めるところを見つけておらず、大型のキッチンカーを作ろうと考えている人は、まずキッチンカーを止めるところから探しましょう。
また、車両が大きすぎて、軽車両や中型車両の出店している場所に出店できない可能性があります。
イベント向けではありますが、大型イベントの出店は出店料が非常に高いです。
資金に余裕のある事業者様であれば考えてもいいでしょう。
価格も非常に高いです。
内装費用に非常にお金がかかるので、本当に資金に余裕のある方が考えてもいいと思います。
3.自分にあったキッチンカーを選ぼう
自分自身、どんな商品を取り扱って、どんな車両でキッチンカー事業をするのかを具体的にイメージして、自分にあったキッチンカーの大きさを選ぶのがいいと思います。
資金に余裕のないのであれば、軽自動車でもいいですし、複数の商品を販売し、イベントでも多くの売り上げを確保したいのであれば、中型車両でもいいと思います。
イベントメインで出店し、より多くの売り上げを確保するためであれば、大型車両も検討してもいいかもしれません。
尚、失敗しないキッチンカー開業の仕方についての記事も書いているので、こちらもクリックしてご覧ください。


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